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【アンバー泡】プーロアンバー2013

大変珍しいアンバーのスパークリングワインです!
スロヴェニア産で瓶内2次発酵、加糖に砂糖ではなくモスト(果汁)を使ったシャンパンのオリジナルに近い製法です。デゴルジュマン(澱引き)をしていないので、今も発酵をし続けており熟成感があるスパークリングワイン。茶色筒はセルフデゴルジュマン用になっています。
留め金が普通のミュズレではなくかなり頑丈な留め金になっています、スプーン等の柄の部分を差し込んではずしてください!
生産地域 スロヴェニア
生産者 モヴィア
品種 リボッラジャッラ
醸造 瓶内2次発酵 SO2無添加 ノンデゴルジュマン
容量 750ml
度数 12.5%
(資料参照)
18世紀に入って、ブドウの甘味が発酵をうながす事が知られ、第2発酵に砂糖が用いられる様になった。一般的には、今もこの方法で造られる。MOVIAでは砂糖ではなく、同じ品種のブドウ果汁“モスト”を加えるというシャンパンのオリジナルに近い自然な方法での製造に成功した。第1発酵から3~4年寝かせ、6~8%のモストを加えて瓶詰めし、第2発酵に入り、それから2年熟成させて出来たスプマンテ。そして、ヴィンテージ入り。ノンフィルターのため、にごり酒の様に濁っているが、蓋を開ける前に数日間瓶を立てて置くと、透明になって来る。SO2ゼロ。
10ヘクタールは、スロヴェニア、8ヘクタールはイタリア・フリウリ地区の土地。18世紀より続くモヴィア家のワイン。テイト大統領の時代、大統領のオフィシャルワインとして、唯一プライベートワインとして残った。ブドウを手で摘み、2時間以内に発酵させ、樽の匂いが消えるまで寝かし、発酵にSOLFOROSA(薬)を使っていない、とても新しいと呼ばれる最も古い方法のワイン。
MOVIAは、品種だけでなく土地にもこだわる。一般的には同じ品種でも色々な土地の物を集め、オーナーの造り上げたワインが出来上がる。ワインにとって最も大切なブドウが特別なひとつの場所で造られたものだけを集め造られるから、その土地、ブドウの表現した個性的なワインになる。この土地、品種を限定したワインをCRUワインと呼ぶ。MOVIAのワインには、品種の前にこの土地の名前が書かれている。また、ブドウの樹が20歳になるまで、実が付く前に刈り取る。1番エネルギーを使うのは実になる事なので、その分のエネルギーが全て地下に張って行く。その20年分の張った根は、とても深い。あらゆる農薬不使用の地層のミネラルを20歳になって付けた実は、その力を全て発揮できる。その素晴らしいブドウで造られたものがMOVIAライン。
また、オーナーのアレス氏のこだわりは、18ヘクタール全てを彼のジャッジで決めて行く。例えば、ブドウを発酵させ、ある程度の所を越すと酢になってしまう。そのリスクを避けるため、早めに発酵を止めるのが通常のやり方だが、彼は、酢になる直前(果物で言うと完熟な状態)で、発酵を止める。それは、彼の長年の経験から来る勘と情熱から。
第1段階、第2段階、第3段階のアロマを生かしたワイン。2005年10月、アメリカのワイン・スペクテーター“Critics Choice Award”でMOVIAは、会社全体で金賞を受賞し、ニューヨークに招かれ栄誉を授かった。また2010年アメリカ・サンフランシスコのワイン&スピリッツで、“Critics Choice Award”会社全体で金賞を受賞した。