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- 【赤】ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス サヴィニー・レ・ボーヌ・オー・グラン・リアール2018
【赤】ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス サヴィニー・レ・ボーヌ・オー・グラン・リアール2018

サヴィニー・レ・ボーヌで端正なワイン造りを行う名門。1939年に植樹されたブドウも使用する、しなやかな果実味が魅力の贅沢な村名ワイン。
ルビーレッドの外観。グラスからは、野いちごやブラックチェリーなど果実のアロマと、森の下草やコリアンダー、クローヴの香りが立ち上ります。濃密で華やかな果実味が魅力的で、緻密なタンニンは優しく口内に馴染む印象。酸が全体を美しくまとめ上げており、長い余韻に変化。余韻にはラズベリーパイやドライフラワーを連想させる、魅惑的な風味が感じられます。こちらは、サヴィニー・レ・ボーヌ村の一級畑ゲットやヴェルジュレスのある丘のすそ野という、南向きの好立地に位置する畑から造られる村名ワイン。ビーズ家3代でそれぞれ植えた1939年、1950年、1979年の樹が育ち、魂が宿ったピノ・ノワールから仕立てられます。土壌は小石の混じる、赤っぽい石灰質。手摘みされたブドウは無除梗のまま天然酵母によって醸されます。古樽によって12~15ヵ月間熟成。しなやかな果実味を感じさせる豊かな味わいの、ワンランク上の村名サヴィニー・レ・ボーヌです。
(資料参照)
生産地域 フランス ブルゴーニュ サヴィニー・レ・ボーヌ
生産者 ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス
品種 ピノ・ノワール100% 樹齢40年~80年
栽培 除草剤など化学的なものは一切使用せず土壌への負担を極限まで減らしている厳格なリュット・レゾネですが、現在はビオディナミも積極的に取り入れている。
醸造 基本的には、100%全房、無濾過、無清澄でバトナージュは行わない。近年は、ピジャージュの時期を遅らせ回数も減らしている。
(資料参照)
サヴィニー・レ・ボーヌ村をワイン市場に認識させた第一人者と言える生産者で、フランスにおいても大変評価されています。その原動力となったのは、元当主パトリック・ビーズのワイン造りへの実直な取り組みで、彼は伝統を重んじるブルギニヨン気質でありながらも、ワイン造りに関する新しい意見には慎重に耳を傾け、熟考することを決して放棄しない姿勢を貫きました。それこそが今日のドメーヌの礎となっています。現在は千砂・ビーズ氏が中心にワイン造りを行っている。